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銀行カードローンへの借り換えは簡単?申込方法を解説!
銀行のカードローンは、新規の借り入れは勿論ですがよく言われるのが借り換え・おまとめにお勧めだという事です。
しかし、実際借り換えやおまとめとはどのように進めればいいのかご存知でしょうか?
結論からいえば、一度カードローンを組んだことのある人なら難しくはありません。
他で借り入れをした時のように申し込み(銀行はWEB完結!)をして審査をされて融資という流れです。
ただし、申し込みの際に利用目的の欄で借り換えを選択する事が銀行のWEB申し込みでは必要です。
これを選択しないままに申し込みをすると、新規の借り入れ扱いになってしまうので注意が必要です。
しかし、新規借り入れ申し込みとやり方に大差ないとはいえ利用目的という項目で区別しているからには違いがあるはずです。
その違いを具体的に上げるなら、審査基準の比重だと思われます。
借り換えやおまとめは、既にどこかで借り入れをしていることが大前提ですから、特には他での借り入れ件数や借り入れ返済状況が主に審査で問われてきます。
加えて、属性や年収のポイントの高さよりも勤続年数や収入の安定性が考慮されるといった感じといえます。
その為、他のカードローンでも普通に借り入れと返済を繰り替えし問題(延滞など)なく利用している(利用実績がある)という事であれば、余程ほかの点(例えば属性が借り入れ額の返済能力に見込めないなど)に不安がなければ審査に落ちることはないでしょう。
では、銀行カードローンに利用目的を「借り換え」で申し込みが完了し、めでたく審査に通過して融資がしてもらえてからの流れを説明します。
銀行カードローンは、最短即日審査ではあるのですが、借り入れはローンカードが自宅についてからしかできません。
その為、借り換え申し込み当日中には、借り換えをすべて終えることは出来ません。
しかし、カードローン借り換えの場合は、新規借り入れ契約のように緊急で融資が必要!というわけではないでしょうから、そこまで気にする点ではないでしょう。
ローンカード到着後、早速、銀行カードローンで既存の残高(利息を含む)分にあたる金額を借入れます。
その際、既存の借り先がネットバンキング利用可能なところで、口座引き落とし返済に対応している場合は、引き落とし先として登録している口座に振込でキャッシングしましょう。
そうすることで、ネット上で簡単に借り換えを完了させることが出来ます。
既存の借入先では、返済を口座引き落としでしていなかった、ネットバンキングでの一括返済は出来ない。といった場合は、普段利用していた提携ATMに返済しに行きましょう。
以上が、大体の銀行カードローンへの借り換えの流れとなっています。
ちなみに、銀行カードローンのように借り換え先としても利用できるのに、申し込み画面の資金用途の項目に借り換えがない銀行カードローンもあります。
そういった銀行カードローンは借り換え不可とはしていませんが、あまり借り換えに積極的ではないといえるでしょう。
また、借り換えは出来ても、おまとめには対応していないというところもあります。
意外ですが、メガバンクでもある三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイックでは、おまとめローンは出来ません。
そのような点を考えれば、借り換え・おまとめ両方に対応している銀行カードローンは重宝するといえます。
銀行のフリーローンへ借り換え・おまとめをするという方法も取れますが、フリーローンの場合は契約額での貸付一度だけで追加で自由に借り入れが出来ません。
契約中のカードローンを別のカードローンへ借り換え・おまとめするメリットの一つには、借り換え・おまとめ後も自由な借り入れ返済が出来る事があります。
追加借り入れをせず、完済を目的とした借り換え・おまとめの場合は、銀行のフリーローンはカードローンと比べて低金利なことが多いのでその方法もお勧めできます。
借り換え・おまとめ後も自由に使うなら、カードローンを借り換え先に選ぶ必要があります。
銀行カードローンで借り換えやおまとめをするメリット
時に、借り換えやおまとめローンの目的といえば返済の負担を減らすことですが何をもってして負担を軽減するか明確になっているでしょうか?
月々の返済額を低額にしたい。かかる金利を下げたい。主にこの二点が負担であり、借り換えやおまとめで改善できる点です。その為、低金利が前提の銀行カードローンを借り換え・おまとめ先に選ぶのが理想といえます。
まず、その点で銀行カードローンは言わずもがなその条件に当てはまります。ただ、銀行カードローンでも上限金利18.0%など金利が高めなところもあります。
じゃあ他で!というのはまだ早いので少し待ってください。あくまで高いのは上限金利ですし、下限金利に関しては1.0%~2%未満とかなり低いです。つまりは単純に金利設定の幅が広いだけとも言えます。
それに加えて、銀行は30万円以下の借り入れは月々の最低返済額7,000円~9,000円からというのも借り換え先としてお勧めな理由の一つです。
例えば消費者金融で始め50万円借りたとして、月々1万円ずつ返済して残高が30万円以下に減ったのちに銀行に借り換えると、消費者金融で毎月返済していた額よりも月々3,000円も抑えて残りの返済を楽にしていけます。
また、おまとめ先として優秀だと言える理由はやはり最高限度額が800万~1,000万円だという事でしょう。借入れている金額をまとめるわけですから高額融資が可能な方がいいですよね?しかも、銀行はおまとめ後も限度額内での追加借入が自由に出来るのも嬉しいところです。
そして、意外と気にしていないと嵩んでしまって知らぬ間に損をしていることが多いATM手数料、これが銀行は提携先が多い為ほとんどのところで無料なのでこのメリットが実は他にないお得な点だといえます!
また、銀行口座への振り込み融資での借り入れと、口座引き落としでの返済でローン利用をするなら、手数料がかかりません。
加えて、銀行の場合は、銀行カードローンにも関わらず、口座開設が不要である為借り換えをしても、銀行口座が増えてしまうようなことがないのも利点の一つといえます。
カードローンを借り換えるためだけ新しく銀行口座を開設するのも、正直なところ面倒ですからその手間が省けるというのはありがたい事でしょう。
持て余している銀行口座がある?銀行カードローンで活用する方法
実際、今まで複数の銀行で借りていて、あまり使っていない銀行口座がある。そんな方にも銀行カードローンは借り換え先としておすすめです。
銀行カードローンでは、振り込み融資の受け取りと引き落とし返済に使える口座(登録口座)とは別に、融資金の振り込みの受け取りだけが出来る口座(振り込み専用口座)として別々に口座が登録できます。
口座の使い分けに何のメリットがあるのかといえば、借りたお金と元々から口座にあったお金を分けて管理できるという事が挙げられます。
普段使っている銀行口座はカードローンお返済のみに使う用にして、あまり利用していない方の口座で銀行からの融資を受け取り用にすれば、追加借り入れをしたりしても自分が今いくら借りているかが分かるので借りすぎてしまう事がありません。
せっかく口座が複数あるなら利用して、ローンを少しでも使いやすくするために活用した方が良いでしょう。
そういう細かなサービスがあるのも、銀行カードローンが借り換え・おまとめに積極的な銀行であるが所以といえます。
消費者金融でも借り換えやおまとめは可能
しかし、なかなか属性や借入状況等の問題で銀行に申し込みをしても通らない…という事もあります。勿論、消費者金融でも借り換えもおまとめも可能です。しかも、新規の借り入れの場合は貸金業法の総量規制により年収の1/3以上の貸付は認められていませんが借り換えとおまとめはこの総量規制の例外貸付として認められています。
というのも、そもそも総量規制は借り入れ側の多重債務をなるべく防ぐ為に改正されたのであり、規制をしないほうが借り入れ側にとって有利になる場合においてはその適応が免除されます。
ただし、消費者金融で総量規制例外として借り換え・おまとめをした場合にはその借り換え・おまとめした先での追加融資や借り入れの繰り返しなどは出来ません。返済一徹となります。そのため、特に融資額も高額になるおまとめローンは消費者金融では審査に通りやすいです。
詰まる所、A、Bの二か所から借りていた金額がおまとめ先であるCに合算された融資額として転がり込み、尚且つ総量規制例外での貸付希望の高額であった場合は返済を促していくだけで、新たなリスクを負って融資をすることなく利息分を貸付側は受け取れるからというのがその理由として考えられます。
また、複数の借り入れ(ただし4カ所以上ある場合は審査に難アリ)で総量規制例外での貸付を利用するほどに首が回らなくなっている人も債務整理や自己破産等の金融事故を起こさなくて済む方法の一つとも言えるでしょう。