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銀行カードローン借り換え審査で得する人はどんな人?


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銀行カードローンが低金利で融資を行っていることによって、カードローン業界では借り換えローンが頻繁に行われるようになりました。

借り換えローンとは、名の通り、金利が高いローンから低いローンへ借り換えをすることです。借り換えと言っても手続きは非常にシンプルで、今借りているカードローンの借入残高が50万円だった場合、新しいカードローンで60万円を借りて、最初から借りていた50万円を完済すれば借り換えは完了となります。

借り換え方法としてはこれが一般的であり、50万円を完済するのに60万円必要なのか?と思うかもしれませんが、完済するまでに発生する利息も込みで返済しなければならないので、50万円の借入残高がある人は利息分として最低でも15,000円は上乗せして持っていなければ借り換えができないことになります。

単純に考えて50万円から60万円に借金が増えてしまうのですが、借り換えして余ったお金は全額入金すれば良いので、実質借金(負債)が増えるのは利息分のみです。借金の元金は利息分だけ増えるだけで、全体の金利が引き下がるのが借り換えローンの最大のメリットと言えます。

今は低金利な銀行カードローンが多く出てきていることによって、消費者金融で借りている人は金利を下げるカードローンの借り換えができるチャンスとも言えます。

なぜ銀行カードローンが借り換えで有名なのか?それは、フリーローンと同様に借り換えローンも気軽にお申込みできる点が利用者から支持されていることが挙げられます。

銀行カードローン借り換え審査で得する人と失敗する人とは?


銀行カードローンの借り換えで得する人もいれば、失敗する人も中にはいるかもしれません。まず、借り換えローンの根底として低金利なローンを選ぶことが最も重要なポイントです。

銀行カードローンは最低金利が低いところは1%未満となっていますが、もっと細かく見ると、100万円未満は12.0%~15.0%、100万円~150万円以下は6.0%~14.0%、150万円超200万円以下は5.0%~12.0%と限度額によって金利が違っているのが一般的です。

まず、自分が今借りている借入残高をしっかりと把握してください。借入残高は会員専用サイトにログインすれば今はどこのカードローンでも一目で分かるようになっています。もし不安な人がいれば、直接カードローン会社へ電話して完済する予定日を言って、その日までの元利合計金額を聞けばOKです。

仮に今現在借りている消費者金融の借入残高が90万円、金利は18.0%だとします。もちろん同じ金利18.0%で借り換えしても何も得はありませんので、18.0%未満のカードローンで借り換えることが絶対条件です。

先ほども書いたように完済するまでに利息分も支払いしなければならないので、今回は例として100万円を新たに借入して借り換えすることにします。

借り換えローンの場合100万円が金利が下がる区切り線!


銀行カードローンの場合、100万円の時の金利は最低が平均5.0%、最高が平均15.0%となっています。最高金利でも15.0%なので、消費者金融(ほとんどが18.0%の金利)から借り換えすれば少なくとも3.0%は金利が引き下がるのです。

これは、利息制限法という法律によって、10万円~100万円未満は上限が18.0%、100万円以上が上限15.0%と決まっているからです。はっきり言えば、95万円を金利18%で借りるよりも、100万円借りて金利を15%にした方が、全然お得になるのです(余分に借りた分は後で入金すれば良いので)。

しかし、金利は低ければ低いほど利息は少なくなりますので、できれば銀行から金利5.0%で借りて、借り換えをしたいでしょう。この時に重要なのは、銀行カードローンの審査時に、借り換えローンとして利用したいということを明確に伝えることが重要です。

なぜかと言えば、借り換えローンでの融資と、フリーローンでの融資では審査が若干変わってくるからです。例えば今現在消費者金融から90万円を借りている人がいて、毎月の返済が27,000円だったとします。その人に銀行へ100万円希望で借入申し込みがあった場合、仮にフリーローンで融資をすれば、その人の負債総額は90万円+100万円で190万円となります。

そして、毎月の返済金額も、27,000円に、銀行の2万円が加算されて、合計で月の返済金額が47,000円になりますよね?

でも、これが借り換えローンだった場合はどうでしょうか。銀行から100万円を借りて、90万円のローンを完済すれば、借金の総額は100万円で月の返済金額は銀行カードローンだけなので月平均20,000円です。

借り換え前は、90万円で金利18%、月の返済は27,000円だったのが、借り換え後は100万円で金利14.8%、月の返済は20,000円に金利も返済金額も圧縮されました。

借り入れ・返済がしやすくなる借り換えをする


時に、金利や限度額は勿論借り換えの大事なポイントなのですが、借り換えた先でのローン利用がし辛くてはいけません。

例えば、借り入れ・返済が手数料無料で出来るATMが自分の生活圏内になかったり、WEB完結契約をしたのに(あまりないと思いますが)ネット環境が思わしくない地域に在住しているなどとなると、ローン利用が不便でしょう。

銀行カードローンの場合は、ネットからの振り込みキャッシングや口座振替での返済も出来、ローンカードを利用して提携ATMから借り入れ・返済をすることも可能です。加えて、大手都市銀行から、ゆうちょ銀行、コンビニやスーパーにある提携ATMが銀行カードローンの借り入れ・返済利用において、終日手数料無料で使えるところもあります。

その為、カードローンの利用のし易さにおいても借り換え先として相応しいといえるのです。また、借り入れ・返済に手数料がかからないというのも返済金額以外での支払いがない分負担が少ないといえます。

借り換えローンで利用すると伝えなければ損をする場合がある?

借り換えローンとして融資するのと、フリーローンで融資するのとでは貸付後の負債と返済額が大きく違ってくるのです。この為審査でも借り換えローンとして利用すると言うのと言わないのとでは、審査内容が変わるのは当然です。

話を戻すと、銀行では100万円借りた場合、金利は平均5.0%~15.0%になっています。借り換えローンと言うことで、銀行は優良な顧客であれば多少金利を低くしても利用してほしいのが本音なわけですので、最低金利の5.0%で借りられる可能性もあるのです。

銀行カードローンの借り換えだけの話ではありませんが、カードローン審査にはきちんと伝えなければ損をする項目と言うのがあります。借り換えローンでは必ず借り換え目的で利用するということを明確にはっきりと審査の始めに伝えることが一番重要なことなのです。

オリックス銀行カードローンは借り換えの申込はできるのか?

銀行カードローンの借り換えについて書いてきましたが、オリックス銀行カードローンは、そもそもカードローンの借り換えが可能なのか?とこのサイトを見ている人はきっと思っているでしょう。

オリックス銀行カードローンは、以前までカードローン借り換えを推奨していましたが、今現在(2018年5月時点)はクレジットカードのリボ払いの借り換えは大丈夫ですが、カードローン借り換えは不可になっています。

クレジットカードのリボ払いの借り換えって何?と思う人がいるでしょう。簡単に言えば、クレジットカードのショッピングで返済方法をリボ払いにしている場合、オリックス銀行で借り換えした方がお得ですよ!と言うことです。

クレジットカードのリボ払いの金利はほとんどの会社が15.0%になっています。

カード会社金利(年率)
JCB8.04~18.0%
楽天カード15.0%
オリコカード15.0%
三井住友VISAカード15.0%
セディナ15.0%
MUFGカード15.0%

しかし、100万円未満で12.0%~14.8%、100万円以上150万円未満で6.0~14.8%の金利設定になっていますので、審査次第では15%以下の金利で借りられる可能性も充分にあるのです。

利用限度額金利
100万円未満12.0%~14.8%
100万円以上150万円以下6.0%~14.8%
150万円超300万円以下5.0%~12.8%
300万円超500万円以下4.5%~8.8%
500万円超700万円以下3.5%~5.8%
700万円超800万円以下1.7%~4.8%

毎月の返済額はオリックス銀行の方が断然低い?

9%の金利で借りれるかどうかは、審査次第になりますが、クレジットカードリボ払いの毎月の返済金額と、オリックス銀行カードローンの返済金額を比較すると、断然オリックス銀行の方が低い設定になっています。

支払残高10万円未満10~15万円15~20万円20万円以上
毎月支払額5,000円7,500円10,000円残高10万円増えるたびに5,000円増加

上記が一般的なクレジットカードリボ払いの毎月の返済金額です。10万円未満は5,000円なので低い設定になっていますが、10万円以上からは高くなり、20万円で毎月10,000円、30万円で15,000円、40万円で20,000円、50万円の利用残高になると、最低でも毎月25,000円の返済になります。

10万円の利用で5,000円の上乗せになりますので、70万円で35,000円、100万円になると毎月50,000円の返済になるのです。

オリックス銀行カードローンの返済額は10万円以下は3,000円、50万円以下9,000円、100万円以下で15,000円になっていますので、クレジットカードリボ払いの返済額の約半分以下と言えるのです。

借入残高毎月の返済額
10万円以下3,000円
10万円超30万円以下6,000円
30万円超50万円以下9,000円
50万円超100万円以下15,000円
100万円超150万円以下20,000円
150万円超200万円以下25,000円
200万円超250万円以下30,000円
250万円超300万円以下35,000円
300万円超400万円以下40,000円
400万円超500万円以下50,000円
500万円超600万円以下60,000円
600万円超70,000円

このように、クレジットカードのリボ払いで返済が苦しい人は、オリックス銀行カードローンで借り換えすることによって、金利も低くなり尚且つ、返済金額も下がるので非常に楽になるケースがあります。

カードローンの借り換えは基本的に難しいですが、リボ払いの借り換えは積極的に行っていますので、複数のリボ払いを一本化しておまとめすることも可能です。

⇒オリックス銀行カードローンの詳細はこちら


借り換え目的のカードローンは金利や条件等をしっかり調べること!


金利を電卓で調べる画像借金の一本化と言えば、以前は悪徳業者が行っているケースも少なくはありませんでしたが、現在では銀行や大手消費者金融などの信用度の高い金融機関が実施しています。借り換えローンやおまとめローンと名付けられた商品で、返済の負担を軽くすることを目的としています。

同じ金額を同じ日数利用した場合は、金利が低いほど加算される利息は少なくなるので、返済額も少なくなります。これが、借り換え目的のカードローンの基本的な内容であり、借金総額を変えずに返済総額だけを減らせるという仕組みです。

このために、借金を減額して返済の負担を軽くする任意整理や自己破産の様に、信用情報機関に悪影響を及ぼすことはありません

低金利で借り換えローンをしても総返済金額が上がる場合があります!

しかしながら、注意点としては低金利で借り換えをしたとしても、返済年数を長く設定した場合、総返済金額は増える可能性があることです。これは、毎月の支払金額を下げることによって、返済の負担を減らすわけですが、支払金額が下がれば、それだけ元金に充当される金額も少なくなります。

確かに金利を下げて借り換えしているので、発生している利息は少なくなっているのは間違いないことですが、借り換え前よりも元金充当額を下げれば完済するまでの回数が延びるのは当たり前です。

借り換えすることによって、月々の返済が少なくなって利用者として嬉しいかもしれませんが、負担を軽くすることばかり考えていると、総返済金額は減るどころか、増えることもあるので注意が必要です。

【金利を下げても総返済金額が上がる例】
【1】借入額:80万円 金利:18.0% 毎月返済金額:30,000円
上記の場合は、追加借入を一切無しで考えた場合、35回で完済となります。

【2】借入額:80万円 金利15.0% 毎月返済金額:20,000円
金利を15%に引き下げたとしても、毎月の返済金額を3万円から2万円に減額した場合、完済するには56回と返済回数は延びてしまいます。

また、総返済金額に関しても1については、30,000円×35回で、総額1,050,000円ですが、2については20,000円×56回で総額1,120,000円となり、低金利に借り換えする前よりも総返済金額は増えているのです
これが金利を下げた借り換えでもあまり意味のない借り換えになる典型的な例です。意味が無いというのは少し語弊があり、月々の支払金額が1万円下がることによって返済不能から立ち直れる人もいるので、全てが意味のないことではありません。
しかしながら、返済期間と総返済金額を見た場合、メリットが多い借り換えとは言いづらいのは確かです。

総返済額が上がるというのは、つまり返済期間が延びたことによってその延びた日数分の利息を払う事になるからです。

もし、毎度の返済額が借り換えをしたことによって低額になった際には、余裕のある時だけでも良いので繰り上げ返済や上乗せ返済をすることで、総支払利息額が嵩まないようにする事が可能です。

繰り上げ返済や上乗せ返済をするにあたって、出来れば返済をするためにATMで手数料を払わなくて済むところへ借り換える事も検討すると良いでしょう。

ネットバンキングシステムを利用しての借り入れ・返済が可能な金融機関であれば、返済も自分のタイミングでネットから出来、手数料も取られることもないのでおすすめです。

月々の返済が大変なうちはなかなか繰り上げ返済や上乗せ返済をするのは難しいかもしれませんが、返済総額や返済期間の長期化を予防するなら、なるべく約定返済以外での返済も心がけることが大切です。

繰り上げ返済や上乗せ返済は借り入れ契約者自身のサジ加減でするものですから、返済額が低額で済むところに借り換えた後、自分で進んで返済が出来ないと総返済金額は膨らんでしまいます。

カードローン借り換えをする際に、直近の約定返済日の返済額を低額にするのか、借り換え後の利息額を抑えるのかどちらが自身の返済状況に合うのかをよく検討するのも上手な借り換えのコツです。

借り換えローンは総量規制例外貸付となります!

喜ぶ男性イラストまた、借り換え目的のカードローンは、個人向けカードローンとは違い、総量規制の対象にはなりません。総量規制とは2010年に完全施行された改正貸金業法に含まれている規則で、借り入れ総額は年収の3分の1以内に制限するという内容です。これは、安易な借り過ぎから利用者を守るためであり、具体的には複数の業者から借り入れがある多重債務者を減らすことを目的としています。

借り換え目的のカードローンが、この総量規制の対象から外れているのは、利用する側にとって有利な条件となるからです。借入総額は変わりませんが、借り入れ件数と返済総額は少なくなります。このために、仮に年収の3分の1以上の金額であっても法的に除外されることはありません。

なお、消費者金融の借り換えローンは、個人向けカードローンと比較しても特に金利が低くなっているわけではありません。このために、状況によっては借り換えを行っても状況が良化しないというケースもあります。

例えば、アイフルの借り換えローン(かりかえMAX)の場合、金利は12.0%~17.5%になっています。アイフルではかりかえMAXの上限金利を17.5%にすることによって、18.0%の他の消費者金融から法律的に借り換えできるようにしているのです。

つまり、アイフルのかりかえMAXで借り換えしたとしても、17.5%の金利になった場合、0.5%しか金利の引き下げが行われません。この場合、借り換えしたことによるメリットはほとんど無いことになります。

加えて、消費者金融での借り換え・おまとめローンは確かに総量規制対象外ではありますが、厳密には総量規制例外貸付となっています。

総量規制例外貸付は端的にいえば、特例で年収の1/3以上の貸付をして良いとされているだけで、制限がまったくないわけではありません。

その為、消費者金融の借り換え・おまとめローンは、契約後は基本的に完済するまで自由に追加借り入れが出来ません。

つまり借り換え時は総量規制を超えた金額が借りられますが、それ以降は返済一徹になるという事です。

金利が高い分確かに返済だけを順調にしていった方が、債務や利息が嵩むこともなく理屈的には良いのですが、借り入れ金がなくては生活が成り立たないような場合には困ってしまいます。

数社から総額で100万円以上借りている場合は一本化することで金利は必ず下がります

男性解説イラスト消費者金融の個人向けカードローンは、元本が10万円未満の場合は年20%、10万円以上100万円未満の場合は年18%、100万円以上の場合は年15%を上限とする利息制限法の範囲内で金利が設定されています。元本が大きくなるほど金利は低くなるという仕組みです。

このために、例えば5社から20万円ずつの借り入れがあり合計が100万円を超えている様な場合は、利息制限法の適用される範囲が変化するので、一本化することにより有利な条件で利用できるようになります。

逆に、20万円ずつ3社から借り入れている場合は、利息制限法では10万円以上100万円未満と同じ条件となるので、状況を変えることは出来ません。つまり、借り換えは常に有利というわけではないということです。

このために、事前にシュミレーション等により、本当に得をするのかについて確認しなければなりません。有利な条件以外であれば、借り換えローンを利用する必要はないからです。


銀行カードローン借り換えでの申し込み方法


銀行カードローンへの借り換えは簡単?申込方法を解説!

銀行のカードローンは、新規の借り入れは勿論ですがよく言われるのが借り換え・おまとめにお勧めだという事です。

しかし、実際借り換えやおまとめとはどのように進めればいいのかご存知でしょうか?

結論からいえば、一度カードローンを組んだことのある人なら難しくはありません

他で借り入れをした時のように申し込み(銀行はWEB完結!)をして審査をされて融資という流れです。

ただし、申し込みの際に利用目的の欄で借り換えを選択する事が銀行のWEB申し込みでは必要です。

これを選択しないままに申し込みをすると、新規の借り入れ扱いになってしまうので注意が必要です。

しかし、新規借り入れ申し込みとやり方に大差ないとはいえ利用目的という項目で区別しているからには違いがあるはずです。

その違いを具体的に上げるなら、審査基準の比重だと思われます。

借り換えやおまとめは、既にどこかで借り入れをしていることが大前提ですから、特には他での借り入れ件数や借り入れ返済状況が主に審査で問われてきます。

加えて、属性や年収のポイントの高さよりも勤続年数や収入の安定性が考慮されるといった感じといえます。

その為、他のカードローンでも普通に借り入れと返済を繰り替えし問題(延滞など)なく利用している(利用実績がある)という事であれば、余程ほかの点(例えば属性が借り入れ額の返済能力に見込めないなど)に不安がなければ審査に落ちることはないでしょう。

では、銀行カードローンに利用目的を「借り換え」で申し込みが完了し、めでたく審査に通過して融資がしてもらえてからの流れを説明します。

銀行カードローンは、最短即日審査ではあるのですが、借り入れはローンカードが自宅についてからしかできません。

その為、借り換え申し込み当日中には、借り換えをすべて終えることは出来ません。

しかし、カードローン借り換えの場合は、新規借り入れ契約のように緊急で融資が必要!というわけではないでしょうから、そこまで気にする点ではないでしょう。

ローンカード到着後、早速、銀行カードローンで既存の残高(利息を含む)分にあたる金額を借入れます。

その際、既存の借り先がネットバンキング利用可能なところで、口座引き落とし返済に対応している場合は、引き落とし先として登録している口座に振込でキャッシングしましょう。

そうすることで、ネット上で簡単に借り換えを完了させることが出来ます。

既存の借入先では、返済を口座引き落としでしていなかった、ネットバンキングでの一括返済は出来ない。といった場合は、普段利用していた提携ATMに返済しに行きましょう。

以上が、大体の銀行カードローンへの借り換えの流れとなっています。

ちなみに、銀行カードローンのように借り換え先としても利用できるのに、申し込み画面の資金用途の項目に借り換えがない銀行カードローンもあります。

そういった銀行カードローンは借り換え不可とはしていませんが、あまり借り換えに積極的ではないといえるでしょう。

また、借り換えは出来ても、おまとめには対応していないというところもあります。

意外ですが、メガバンクでもある三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイックでは、おまとめローンは出来ません。

そのような点を考えれば、借り換え・おまとめ両方に対応している銀行カードローンは重宝するといえます。

銀行のフリーローンへ借り換え・おまとめをするという方法も取れますが、フリーローンの場合は契約額での貸付一度だけで追加で自由に借り入れが出来ません。

契約中のカードローンを別のカードローンへ借り換え・おまとめするメリットの一つには、借り換え・おまとめ後も自由な借り入れ返済が出来る事があります。

追加借り入れをせず、完済を目的とした借り換え・おまとめの場合は、銀行のフリーローンはカードローンと比べて低金利なことが多いのでその方法もお勧めできます。

借り換え・おまとめ後も自由に使うなら、カードローンを借り換え先に選ぶ必要があります。

銀行カードローンで借り換えやおまとめをするメリット

時に、借り換えやおまとめローンの目的といえば返済の負担を減らすことですが何をもってして負担を軽減するか明確になっているでしょうか?
月々の返済額を低額にしたい。かかる金利を下げたい。主にこの二点が負担であり、借り換えやおまとめで改善できる点です。その為、低金利が前提の銀行カードローンを借り換え・おまとめ先に選ぶのが理想といえます。

まず、その点で銀行カードローンは言わずもがなその条件に当てはまります。ただ、銀行カードローンでも上限金利18.0%など金利が高めなところもあります。

じゃあ他で!というのはまだ早いので少し待ってください。あくまで高いのは上限金利ですし、下限金利に関しては1.0%~2%未満とかなり低いです。つまりは単純に金利設定の幅が広いだけとも言えます。

それに加えて、銀行は30万円以下の借り入れは月々の最低返済額7,000円~9,000円からというのも借り換え先としてお勧めな理由の一つです。
例えば消費者金融で始め50万円借りたとして、月々1万円ずつ返済して残高が30万円以下に減ったのちに銀行に借り換えると、消費者金融で毎月返済していた額よりも月々3,000円も抑えて残りの返済を楽にしていけます。

また、おまとめ先として優秀だと言える理由はやはり最高限度額が800万~1,000万円だという事でしょう。借入れている金額をまとめるわけですから高額融資が可能な方がいいですよね?しかも、銀行はおまとめ後も限度額内での追加借入が自由に出来るのも嬉しいところです。

そして、意外と気にしていないと嵩んでしまって知らぬ間に損をしていることが多いATM手数料、これが銀行は提携先が多い為ほとんどのところで無料なのでこのメリットが実は他にないお得な点だといえます!

また、銀行口座への振り込み融資での借り入れと、口座引き落としでの返済でローン利用をするなら、手数料がかかりません。

加えて、銀行の場合は、銀行カードローンにも関わらず、口座開設が不要である為借り換えをしても、銀行口座が増えてしまうようなことがないのも利点の一つといえます。

カードローンを借り換えるためだけ新しく銀行口座を開設するのも、正直なところ面倒ですからその手間が省けるというのはありがたい事でしょう。

持て余している銀行口座がある?銀行カードローンで活用する方法

実際、今まで複数の銀行で借りていて、あまり使っていない銀行口座がある。そんな方にも銀行カードローンは借り換え先としておすすめです。

銀行カードローンでは、振り込み融資の受け取りと引き落とし返済に使える口座(登録口座)とは別に、融資金の振り込みの受け取りだけが出来る口座(振り込み専用口座)として別々に口座が登録できます。

口座の使い分けに何のメリットがあるのかといえば、借りたお金と元々から口座にあったお金を分けて管理できるという事が挙げられます。

普段使っている銀行口座はカードローンお返済のみに使う用にして、あまり利用していない方の口座で銀行からの融資を受け取り用にすれば、追加借り入れをしたりしても自分が今いくら借りているかが分かるので借りすぎてしまう事がありません。

せっかく口座が複数あるなら利用して、ローンを少しでも使いやすくするために活用した方が良いでしょう。

そういう細かなサービスがあるのも、銀行カードローンが借り換え・おまとめに積極的な銀行であるが所以といえます。

消費者金融でも借り換えやおまとめは可能

しかし、なかなか属性や借入状況等の問題で銀行に申し込みをしても通らない…という事もあります。勿論、消費者金融でも借り換えもおまとめも可能です。しかも、新規の借り入れの場合は貸金業法の総量規制により年収の1/3以上の貸付は認められていませんが借り換えとおまとめはこの総量規制の例外貸付として認められています。
というのも、そもそも総量規制は借り入れ側の多重債務をなるべく防ぐ為に改正されたのであり、規制をしないほうが借り入れ側にとって有利になる場合においてはその適応が免除されます。

ただし、消費者金融で総量規制例外として借り換え・おまとめをした場合にはその借り換え・おまとめした先での追加融資や借り入れの繰り返しなどは出来ません。返済一徹となります。そのため、特に融資額も高額になるおまとめローンは消費者金融では審査に通りやすいです。

詰まる所、A、Bの二か所から借りていた金額がおまとめ先であるCに合算された融資額として転がり込み、尚且つ総量規制例外での貸付希望の高額であった場合は返済を促していくだけで、新たなリスクを負って融資をすることなく利息分を貸付側は受け取れるからというのがその理由として考えられます。
また、複数の借り入れ(ただし4カ所以上ある場合は審査に難アリ)で総量規制例外での貸付を利用するほどに首が回らなくなっている人も債務整理や自己破産等の金融事故を起こさなくて済む方法の一つとも言えるでしょう。