日本ではじめてAIを審査に導入し、注目を集めているキャッシングサービスが、J.Score(ジェイスコア)の「スコアレンディング」です。
そんなJ.Scoreの審査に関して次のような疑問がある人も多いかと思います。
「従来の消費者金融の審査とはどう違い、どんな特徴があるのか?」
「審査は厳しいのか?甘いのか?」
「審査に通過するために重要なポイントは?」
この記事では、そうした疑問を解決すべくJ.Scoreの審査について丁重に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
J.Score(ジェイスコア)の審査の特徴とは?
まずは、J.Scoreの審査の特徴からお伝えしていきます。
J.Scoreの審査は、「AIスコア診断」という、質問形式の調査によって、申込者の返済能力をスコア化する特徴があります。
そして、このAIスコア診断には、従来の消費者金融では重視されなかった情報もスコアに影響があります。
従来の消費者金融は申込者の情報から、返済能力をスコア化しますが、その申込者の情報とは、次のようなキャッシングに関係ありそうなものが基本です。
・年齢
・年収
・職業
・勤続年数
・他社借入額と件数
・過去の返済記録
この点はJ.Scoreも同じです。
ただし、J.Scoreの審査ではそうした情報だけでなく、趣味や所有しているゲーム機など、一見するとキャッシングには関係なさそうな情報まで、スコア化の対象になります。
J.ScoreのAIスコア診断では、単純に返済能力を計るだけでなく、「人としての可能性」を数値化するという目的があります。
このため、その質問の中には、キャッシングには関係なさそうなものも含まれるんですね。
J.Scoreの審査にこんな特徴もある!
J.Scoreの審査には以下のような特徴もあります。
・人工知能が中心に審査をする
・AIスコア診断のみならニックネームでも良い
・AIスコア診断のみなら信用情報機関への照会はない
・自分のスコア化が何点なのを確認できる
・申込前に金利や利用限度額がある程度わかる
従来の消費者金融と大きく違い、AIスコア診断のみなら実名でなくても良く、信用情報機関への照会もありません。(キャッシングサービスに正式申込すると、信用情報機関への照会があります)
また、自分のスコアが何点なのかも確認でき、キャッシングサービスの申込前に、金利や限度額がいくらになりそうなのかも事前にわかります。
J.Score(ジェイスコア)の審査難易度はどれくらいか?
J.Scoreのスコアレンディングのようなキャッシングに申し込むとき、気になるのが「審査は厳しいのか?」という点ではないでしょうか。
結論から言いますと、J.Scoreの審査は消費者金融としては厳しい可能性があります。
その理由は「上限金利」が「年12.0%」と低いからです。(上限金利=その会社で設定される一番高い金利)
上限金利が低いほど審査は厳しくなる!
キャッシングの場合、上限金利が低いほど審査は厳しくなる傾向にあります。
理由は、上限金利が低いほど、キャッシング会社の利息収入が減りやすいため、お金を借りた人が返済不能になったとき、その損失をカーバーするのが難しくなるからです。
よって、審査の難易度を上げて貸し手を選ぼうという傾向が強くなるのです。
J.Scoreの金利は「年0.8%~12.0%」となっており、上限金利は「年12.0%」となっています。
年12.0%という上限金利は、相場が「年18.0%」である消費者金融としては、破格の低金利です。
また、上限金利の相場が「年14.0%台」である、銀行カードローンよりも低い金利になります。
そうしたことから、上限金利が年12.0%である、J.Scoreの審査は消費者金融としては、難易度が高めになるとい予想ができるのです。
J.Score(ジェイスコア)の審査に通過するためのポイント
ここからは、J.Scoreのスコアレンディングの審査に通過するためのポイントをお伝えしていきます。
J.Scoreのスコアレンディングの審査に通過するためのポイントは、以下の6つです。
・AIスコア診断が600点以上
・AIスコアをできるだけ上げる
・毎月継続して収入がある
・他社の借入額と件数が多すぎない
・総量規制に引っかかっていない
・信用情報に問題がない
AIスコア診断が600点以上
J.Scoreのスコアレンディングは、AIスコア診断で600点以上の人しか利用ができません。
よって、AIスコア診断で600点以上でないと利用できないと知っておきましょう。
AIスコアをできるだけ上げる
AIスコアが高いほど、あなたの返済能力と将来性を高く評価してもらえているということですので、審査に有利です。
AIスコアを上げる方法は、J.Scoreに提供する情報を増やすことであり、その方法は以下の2つです。
・AIスコア診断の回答率を上げる
・情報連携する
AIスコア診断の回答率を上げる
AIスコア診断の回答率を上げると、スコアも上がる傾向にあります。
AIスコア診断には回答が必須なものとそうでないものがありますが、スコアをアップさせるためにも、なるべくすべての質問に答えておくのがおすすめです。
情報連携する
J.Scoreでは、以下のサービスを利用している場合、「情報連携」することが可能です。
・みずほ銀行
・ソフトバンク
・ワイモバイル
・Yahoo! JAPAN
情報連携すれば、J.Scoreに提供する情報が増えますので、スコアがアップする可能性があります。
また、情報連携をひとつするごとに金利が「年0.1%」下がり、最大で「年0.3%」優遇されるため、ぜひ情報連携はしておくようにしましょう。
毎月継続して収入がある
審査に通るには、毎月継続して収入があることが重要です。
J.Scoreのスコアレンディングのようなキャッシングでもっとも重視されるのが、「収入の継続性」になります。
なぜなら、キャッシングの返済は、長期間毎月していくことを想定されているため、収入に継続性がない人に融資するわけにはいかないからです。
このため、アルバイトやパートでも良いため、毎月収入がある状態になってから、申し込みをするようにしてください。
他社の借入額と件数が多すぎない
他社の借入額と件数が多すぎると審査に不利になるので注意です。
他社借入額が多過ぎる場合、「これ以上の融資は申込者の返済能力を超えてしまう」と判断されやすくなります。
他社件数が多すぎると、「多重債務者」と判断されやすくなり、そうなった場合は審査にかなり不利です。
このため、他社で以下のような借入をしている場合は、その金額と件数をできる限り減らしてから申し込みするのがおすすめです。
・カードローン・キャッシンング
・フリーローン
・クレジットカードのキャッシング枠
総量規制に引っかかっていない
J.Scoreは貸金業者ですので、「総量規制」に引っかかってしまうと審査には100%通りません。
総量規制とは?
総量規制とは、貸金業者が融資できるのは申込者の年収の1/3までという法律です。(貸金業社=消費者金融・信販会社・クレジット会社)
この総量規制があるため、J.Scoreでは他の貸金業者の借入額と合計して、年収の1/3までしか借入ができないことになります。
よって、以下のような貸金業者からの借入がある場合、その金額に注意しておきましょう。
・消費者金融と信販会社のカードローン・キャッシング・フリーローン
・クレジットカードのキャッシング枠
信用情報に問題がない
信用情報に問題がないことも重要です。
J.Scoreのスコアレンディングに正式申込すると、信用情報機関への照会があり、あなたの信用情報を調査されます。
そのため、信用情報に以下のような問題があると審査に悪影響があるので注意です。
・延滞記録
・事故情報(債務整理や長期延滞など)
とくに事故情報はいわゆる「ブラックリスト」であるため、これが信用情報にあると、審査に通るのは非常に難しいと思っておきましょう。
J.Score審査まとめ
J.Scoreのスコアレンディングの審査は、AIスコア診断という質問形式の調査内容から、AIがあなたの返済能力や将来性を判断します。
その内容には、趣味や趣向に関する質問など、キャッシングには関係なさそうなものまで含まれているという特徴があります。
そんなJ.Scoreのスコアレンディングは、上限金利が「年12.0%」と消費者金融としてはかなり低めです。
このため、審査のハードルもそれなりに上がるかと思います。
とはいえ、上限金利が年12.0%という消費者金融は他に見当たりませんので、申し込みを検討してみるだけの価値はあります。
AIスコア診断だけなら、実名は不要ですし、信用情報機関への照会もないため、試しに診断を受けてみてはいかがでしょうか。