カテゴリー別アーカイブ: カードローンの知識

カードローン審査で調べる信用情報と収入証明書の内容とは


審査で調べる内容画像消費者金融をはじめとして多くの金融機関が取り扱っている個人向けカードローンは、事業性資金以外であれば資金使途は自由です。このために、飲み会やショッピング等の遊び目的での利用も可能であり、様々な場面に対応させられるということで人気を集めています。

特に、即日融資が期待できるスピード審査を実施していることが魅力で、急いでお金が必要な場合はとても頼りになる存在です。

なお、カードローンは、20歳以上の安定した収入を得ている人を対象としている商品で、毎月の約定日に指定の金額を返済するということが、利用する上で求められる最低条件です。

このために、毎月定期的に収入を得ているフリーターや派遣社員は利用することが可能で、学生や主婦であっても問題はありません。審査では、返済能力が問われることになります。

カードローンの審査で調べられる信用情報とは?

男性解説イラストこのカードローン審査は、信用情報機関の登録情報を閲覧することが中心であり、業者ごとに設定している基準をクリアすれば承認されるという仕組みです。信用情報機関では、加盟している業者の利用履歴や借り入れ残高等のクレジットヒストリーを収集および管理しており、業者からの照会に応じて、これらの情報を提供することを業務としています。

信用情報機関には、消費者金融の約80%が加盟しているJICC(日本信用情報機構)、クレジットカード会社の共同出資により昭和59年に設立され、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とするCIC、日本国内で活動している銀行を会員としている全国銀行個人信用情報センター(全銀協)の3種類の系列があります。

どの信用情報機関に情報を登録しているのかは、業者のホームページやカードローンの契約書に明記されています。どの信用情報機関であっても、登録された情報は一定期間残る仕組みです。

ここに、支払いの延滞などの事故情報が登録されている場合は、審査で承認されるのは非常に困難となります。これは、取引を行うだけの信用が足りないと認識されてしまうからです。

ブラックリストとは信用情報の事故情報を指しているだけ

事故情報に関しては、消費者金融、クレジットカード会社系列と銀行系列の信用情報機関とで情報を共有しているので、どの商品の審査であっても通過する確率は極めて低くなります。このような状態のことは、ブラックリストに載っていると称されています。

ブラックリストとは、信用情報に事故情報(異動情報)が登録されている人の事や単に事故情報の事を指しており、貸せない人がリストになっているわけではありません。

信用情報に事故情報が無ければ、職業、会社の在籍年数、年収、居住年数、他社借り入れ件数および金額などを数値としてスコア化し、その合計ポイントが業者の基準を上回っていれば、融資OKという判定が下され、返済能力に応じた利用可能額が決定されます。

この利用可能額とは、実際に借り入れできる金額のことで、少額からスタートするのが一般的です。返済状況が良好であれば増額審査が行われて、これに承認されることにより大きな金額が利用できるようになります。

カードローン審査に影響する信用情報事故情報の内容とは?

信用情報の事故情報イラスト金融機関が提供しているカードローン等の商品を利用するためには、融資審査で承認されるということが必要となります。カードローンの審査は信用情報機関への照会が中心であり、利用履歴や借入残高等のクレジットヒストリーにより、合否が決定される仕組みです。

カードローンのルールは、毎月の約定日までに指定以上の金額を入金するということです。これは、一部の商品を除いて共通しているので、借入残高が多いということは、毎月の返済額も多いと判断されます。つまり、新規借入を行うだけの余裕が足りないと認識されるので、承認される確率は低くなります。

また、消費者金融やクレジットカード会社等の貸金業者は、貸金業法という法律により規制されています。

この法律は2010年の6月18日より、2006年に改正された内容のものが完全施行されており、総量規制というルールが加えられています。総量規制とは、個人の借入総額の上限は年収の3分の1までに制限するという内容で、安易な借入を防ぐことを目的としています。

貸金業法に違反した業者は、営業停止等の行政処分の対象となります。このために、希望額や他社借入残高によっては、給与明細書等の収入証明書の提出を求められます。新規借入を合計しても年収の3分の1以内であることを確認しなくてはならないからです。

カードローン審査で収入証明書が必要になる場合と不要になる場合

男性解説イラスト貸金業者に当たる、消費者金融やクレジット会社のキャッシング(ショッピングは除く)では、50万円以下で、他の消費者金融やクレジットのキャッシングと合わせ100万円以下の場合は、原則収入証明書は不要となっています。

しかし、申込み金額が60万円など50万円を超える場合や、他の貸金業者との借入が100万円を超える場合は、収入証明書が審査で必要となってきます。これは貸金業法で新たに決められたことなので、収入証明書を持っていない人は、申込み金額を50万円以下にした方が、書類提出の手間を省けるのです。

ちなみに、これは貸金業法に定められたことなので、銀行には適用されません。

しかし、銀行でも一定額以上の借り入れとなると収入証明書は必要となってきますし、その額以下での借り入れでも自身の与信状態や属性によっては書類の提出が必要となってきます。

審査時に申告した年収が怪しい場合や、勤務先の在籍確認があやふやな場合など、審査で少しでも不審なことがあれば、給料明細書の提出を求められます。カードローンの審査では所得証明書よりも給料明細書の方が情報が多く詰まっており、審査の欲しいのは給料明細書の方となります。

給料明細書には、基本給はもちろん、役職手当、残業手当などが細かく書いてあり、そこから新たに判明する情報も少なくありません。カードローンの審査で特に消費者金融では、直近の給料明細書2ヵ月分を持って行った方が審査担当者に喜ばれますし、万が一提出を求められても対応できることから、できる限り給料明細書の直近2ヶ月分を持っていくことをおすすめいたします。

審査では借入残高よりも支払い延滞や債務整理の有無が最初に見られる

なお、信用情報機関への照会により問われるのは、他社借入残高だけではありません。さらに重視されるのが、支払いの延滞や任意整理や自己破産といった債務整理等の事故情報の登録の有無です。

まず、債務整理を行った場合は、任意整理であれば約5年間、個人再生と自己破産の場合は約5年から10年間は登録情報が削除されることはありません。信用情報機関は、信販系、消費者金融系、銀行系の3種類の系列がありますが、事故情報に関しては共有しているので、これが削除されるまでの間は、ほぼどの業者の審査も通らなくなります。

一方の返済の延滞の場合は、少し状況は違ってきます。例えば、約定日に1日遅れても延滞となるので、その事実は記録されます。ただし、この程度であれば審査に悪影響を及ぼすほどではありません。引き落とし日を忘れていた等の、事情があったと配慮してもらえるのがほとんどです。

しかし、これが何度も繰り返し行われた場合は、OUTになってしまいます。具体的には、3カ月連続で延滞が続いた場合は、事故として認識されるのが一般的です。また、約定日から61日以内に返済がない場合も同様であり、新規借入が困難となるだけではなく、一時的に利用制限を受けたり、利用停止を申し渡されるという可能性もあります。

なお、返済の遅延や延滞により事故情報となる基準は、業者ごとに違いがあります。これを確認するための確実な方法は、信用情報機関に開示請求するということです。費用は500円から1000円程度であり、消費者金融系のJICCであれば携帯電話で、信販系のCICであれば携帯電話とインターネットでの開示も可能です。


カードローンのリボルビング払いは永久に借金が無くならない


カードローンの返済方式は基本的に消費者金融でも銀行でも「リボルビング払い」になっています。リボルビング払いの最大のメリットは借入を継続しても毎月の返済額が増額されないということです。

従って、返済が管理しやすく、生活費の支出の安定を保てます。それがクレジットカードにおける「分割払い」と大きく異なる点です。ただ、リボルビング払いはメリットであるとともに、デメリットとも表裏一体になっています。

例えば、50万円を金利18%で借り入れ、毎月15,000円を返済していくことにした場合、一般的な返済方式の「元利均等」で計算すると、1か月後の利息は50万円×18%×(30日/365日)で7,397円になります。

2ヶ月目は元金が7,603円(15,000円-7,397円)減って492,397円になっているため、7,285円の利息を支払います。そして、1年後までには81,008円の利息を支払い、2年後までには142,880円、返済の完了する47か月後には194,050円の利息を支払っていることになります。つまり、総額で694,050円の返済になります。

返済と同じ金額を借入した場合借金はどんどん増えていきます

増加のグラフこの金額はあくまでも50万円を借り入れた後に1円の追加借入もしない場合です。仮に、返済金額と同じ15,000円を毎月追加借入をしたとすると、元金の減る分より借入額が多くなるため、毎月支払う利息額が増えていくことになります。

例えば、上記の例で行くと、492,397円の元金残高に対して15,000円の借入をすると元金残高が507,397円になり、利息は7,507円で借入残高は499,904円になります。

翌月にも15,000円の借入をすると、元金残高は514,904円で利息は7,618円、借入残高は507,522円に増えます。このようなことを1年間繰り返すと、1年間の借入額180,000円(15,000円×12回)に対して、何と97,784円もの利息を取られることになります

比率にすれば54%と借入額の半分以上が利息で消えるということです。しかも、元金残高は590,181円に膨らんでいます。仮に毎月の借入額を返済金額の15,000円より少ない10,000円に減らしても状況は変わりません。これが、リボルビング払いの「怖さ」です

つまり、当然ですが、毎月の利息額以上のお金を返済していかないと借金は永久に増え続けるということです。

カードローンの多くは残高スライドリボルビング方式の返済となっています

男性指さしイラストそこで、最近のカードローンではリボルビング払いの欠点を補うために、「残高スライド方式」が採り入れられています。残高スライド方式というのは簡単に言うと、残高が一定額以上に増えた場合は、毎月の返済額も比例してアップさせるということです。また、残高が一定額減ったら返済額もダウンします。

しかしながら、残高スライド方式でも借入残高の増減によって返済額が変わるだけであり、返済額の中から元金に組み込まれる金額の比率が高くなるわけではありません。従って、借金が残り続けることに違いはありません。

カードローンのメリットにはいつでも「繰り上げ返済」、「一括返済」のできることもあります。資金的に余裕が出た時にはまとまったお金を返済することが余計な利息を支払わず、借金を早く無くす最善の策と言えます。

参考までに下記に有名カードローンの返済金額を掲載しておきます。

【オリックス銀行カードローン:残高スライドリボルビング方式】

借入残高毎月の返済額
10万円以下3,000円
10万円超30万円以下6,000円
30万円超50万円以下9,000円
50万円超100万円以下15,000円
100万円超150万円以下20,000円
150万円超200万円以下25,000円
200万円超250万円以下30,000円
250万円超300万円以下35,000円
300万円超400万円以下40,000円
400万円超500万円以下50,000円
500万円超600万円以下60,000円
600万円超70,000円

【プロミス:残高スライド元利定額返済方式】
借入残高返済金額返済回数
30万円以下借入後残高 × 3.61%(1,000円未満切り上げ)~36回
30万円超100万円以下借入後残高 × 2.53%(1,000円未満切り上げ)~60回
100万円超お借入後残高 × 1.99%(1,000円未満切り上げ)~80回

【三井住友銀行カードローン:残高スライド元利定額】
借入残高返済金額
50万円以下10,000円
50万円超100万円以下15,000円
100万円超150万円以下20,000円
150万円超200万円以下25,000円
200万円超250万円以下30,000円
250万円超300万円以下35,000円

こうやって見ると、オリックス銀行カードローンの50万円以下の返済金額が非常に低いのが分かると思います。返済金額が低いのは利用者にとって嬉しい事ですが、それだけ元金充当額は少なく利息の部分が多いので、残高は中々減りにくいことを注意しておかなければなりません。


カードローン審査に通りやすい人とは?審査で勘違いされる項目


消費者金融のカードローンに初めて申し込む人の中に『俺は今までどこからも借金をしたことがないから、審査に落ちるわけがない』と息巻いている人がいますが、だからといって、希望通りの借入ができるとは限りません。

クレジットカードの審査でよく「クレヒス(クレジットヒストリー)」という言葉が出てきますが、カードローンの審査も同様です。カードローンからの借入には担保がなければ保証人もいません。つまり、業者と利用者の間の「信用取引」であるため、信用の高い人は審査に通りやすく、信用の低い人は審査に落ちたり、利用限度額を少なくされたりします。

カードローン審査で有利なのはショッピング利用だけでキャッシング利用が無い人

男性指さしイラスト信用を得るための最も理想的な方法は実績を作ることであり、その点では、カードローンを利用していないことは借金が無いということですが、実績が無いことにもなり、信用が低くなります。クレジットカード業界で呼ぶ「スーパーホワイト」と同様です。信用が高い人というのは何回も継続的に利用し、返済において延滞を一度もしていない人です。

かと言って、借入があるか無いかで言えば、無い方が借りる時に有利なのは当然です。要するにまったく借入情報が無い人の場合は、カードローン会社が本当に借入が無いのか疑ってしまうのです。後でも書きますが、以前に債務整理や破産をした原因で借りられなかった人も中にはいます。

そのような不安要素を取り除くためには、クレジットカードのショッピング利用はいくつかあって、カードローンのキャッシング情報が無い人(0件の人)が審査では最も信用されているのです。

クレジットカードのショッピング利用は誰でも利用することがあり、ショッピングを利用していること=カードを利用できる。つまり、債務整理や破産などのブラック情報が無いと判断されるからです。

信用情報に事故情報がある人情報交流によって審査には通りません!

なお当然、返済事故(延滞3ヶ月以上)を起こしている人は論外です。現在はすべての貸金業者が「指定信用情報機関」に加盟していることから、すべての利用者の信用情報が共有されており、どこかの業者に一度でも返済事故を起こせばすべての貸金業者に知られることになります。

返済事故を起こした人は無論、信用はゼロであり、審査に通ることはありません。ちなみに、銀行の信用情報機関とも事故情報の定期交流が図られているため、『銀行のカードローンならバレないだろう』との願いは通用しません。

これは銀行カードローンだけではなく、ショッピングでの延滞情報(事故情報)も共有されているので、キャッシングで借入がまったく無い人でも、ショッピングで延滞情報があれば審査の時に分かりますので、融資を受けることは極めて難しくなります。

審査では1社から大きな限度額を借りていた方が信用があると見られます!

男性解説イラストまた、多くの人が誤解していますが、同じ60万円を借りるにも1社で60万円を借りるよりも、借入額は少額の方が印象は良いだろうと、20万円ずつ3社から借りている人がいますが、全く逆の見方をされます。

つまり、1社から60万円を借り入れると、他社はその人には60万円を借りるだけの信用があると判断します。

一方、20万円を3社から借りた場合、実際に借りたのは20万円でも、仮に利用限度額が30万円に設定されていたとすると、3社で90万円の借入枠を使用していることになります。現在は貸金業法における総量規制によって、貸金業者からの借入額は年収の3分の1に制限されているため、年収に換算すると300万円分の枠の借入をすでにしていることになります。

業者がチェックするのは現在の借入額よりも、今後いくらまで借入が膨らむ可能性があるかということです。「申込ブラック」と言って、消費者金融3社からの借入や申し込み情報が3件以上あると、新たな業者への借入ができなくなるのはこのためです。

なお、カードローンの利用経験の無い人は「ホワイト」と疑われることもあります。「ホワイト」と言うのは、返済事故を起こしたことでブラックリストに載ったために借入が全面拒否となり、その後ブラックリストの保管期間である5年が過ぎて記録が消去された人のことです。当然、借入や返済の記録が真っ白になっています。この場合は、利用限度額を少額に抑えて、様子を見られることになります。

信用情報を調査したときに「該当なし」でホワイトの人は、この返済事故を以前に起こしていないか?とかなり疑われるのです。先ほど書いたように、この以前の返済事故を取り除くためにクレジットカードのショッピング利用があることが本来は望ましいと言えます。

キャッシング利用情報もショッピング利用情報も該当がない人は、審査時に高確率で以前にカードローンやキャッシングを利用したことがあるか?そのときに返済遅れなど、支払いが滞ったことがあるのか?聞かれることになります。